最近よく耳にする「終活」という言葉。。。
『人生の“終”わりについて考える“活”動』を略した造語ですが、ここ10年ほどで急速に社会に浸透し、終活を題材にしたテレビドラマまでできるほどに…
ある調査によると「終活」という言葉の認知度は96%以上にもなるのだとか…
一方、「終活をすでに始めている」と回答した人は50%にも届きません。
そんな終活を「いつから始めるの?」という視点から少し考えてみました。
皆様の今後の「終活」の参考にしていただければと思います。
終活を意識し始める平均的な年齢といわれるのが「65歳」。
今は「人生100年時代」。
仮に定年が65歳とすると、定年後に終活を開始しても35年の猶予があるので終活の体制を整える期間を確保できるのがこの年齢と言えます。
高年齢者雇用機会安定法の改正を受け、定年退職の年齢を見直す企業も増え、さらには健康寿命(※資料1参照)も延びて元気に長く働くことができ、心身ともに健康なまま定年を迎えることができます。
※厚生労働省「(R6厚生労働省発表)健康寿命の令和4年値について」より抜粋
子育ても一段落し、養育費にあてていたお金も貯蓄に回せるようになりはじめる50代。
気力・体力が十分にあり、同時に自分の老後にも現実味を帯びてくる年代でもあります。
余裕を持って計画を立てるには、50代からの終活は理想的なスタートと言えます。
年齢だけを見ると「終活はまだ先の話」というイメージかと思います。
しかし実はこの年代は自分の“親”がまさに高齢者世代へ突入する年代なのです。
『はたして自分の親は“終活”しているのだろうか?』親の準備が万全じゃなければ、その負担は自分に。。。
この年代の『終活』はズバリ「親へ終活を促す」こと!
親が元気なうちに「(介護の希望や不動産問題、お墓の問題など)親の意向」を把握しておくことが大切になります。
そうすれば、いつか自分にも必ずやってくる「老後」や「死への不安」に対するシミュレーションにもなるのではないでしょうか?
様々な年代別で「終活」について考えてみましたが、遅かれ早かれ必ず訪れる「死」というものを考えることに年齢は関係ないのでは?と改めて思いました。
ぼんやりとでも「今の自分とこれからの自分」について考えてみることが終活の第一歩になります。
「思い立ったが吉日」難しく考えず、皆さんも“ゆるい終活”はじめてみませんか?
では実際に「終活を!」といってもこれといった定義もありませんので、「何から始めればよいのか」と迷われる方も多いと思います。
そこで、役に立つのが「エンディングノート」の存在。
「エンディングノート」とは、自分自身に何かあったときに備えて、ご家族が様々な判断や手続を進める際に必要な情報を残すためのノートです。
《参考:法務省 / 日本司法書士会連合会共同制作エンディングノート》
様々なタイプのものがありますが、エンディングノートには抑えておきたい項目が初めから書いてあるものがほとんどですので「何を残す(伝える)必要があるのか」が具体的にわかります。
その中から自分に必要な項目について書き出せますので、自分自身の「頭の整理」にも役立ちます。
終活の第一歩「エンディングノート」はじめてみませんか?
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